みんなで地域づくりセンターが
事務局をさせていただいている
【みんなで災害支援ネットワーク】
秋の交流会についてシェアします!
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テーマは『災害時の子ども支援』
今回、子ども会や子どもルームなど、こども支援
に携わる団体の方をはじめ、避難所運営委員会、
防災士会、弁護士会、災害支援に関心のある
市民団体や個人の方など、たくさんの方にご参加いただきました。
「災害時に子どもはどういう状況におかれ、
どんな支援が必要なのか?」
長野市で実際に災害時に子ども支援に携わり、
その後、2年かけて、「長野市緊急時における
子ども支援ネットワーク」を立ち上げた団体、
『NPO法人ながのこどもの城いきいき
プロジェクト』の廣田宜子さんに長野市から
ZOOMで講話していただきました。
講話では、令和元年の東日本台風で長野市は
浸水により全壊した家約900棟という甚大な
被害を受け、学校や保育園、学童、児童館など
子どもたちの居場所が浸水し、立ち入ることが
できなくなり、水が引いた後は机やいす、
ピアノまで浮き上がり、おもちゃも文房具も
汚泥にまみれて使えなくなった様子を
当時の写真で教えていただきました。
避難所が開設され、学校は休校しましたが、
大人が復旧作業に行かなくてはならず、
避難所では多くの子どもたちが大人の
見守り無しで過ごす様子があったそうです。
長野市で長年、児童館事業に携わってきた団体
のスタッフが避難所に行き、その様子を見て、
「このままで大丈夫でしょうか?」という連絡を
したのがきっかけで、被害の大きかった地区で、
避難所に子どもの居場所をつくり、児童館
スタッフを配置し、その後、3年間もの間、
子どもの居場所事業などの支援を継続されたそうです。
それと同時進行で、一団体ではできることが
限られていたり、ボランティアを希望しても
避難所で活動できない団体がいたり、
こどもの居場所のない地区があったことなどの
課題を解決するために、
「長野市緊急時における子ども支援
ネットワーク」を立ち上げ、
現在、長野市や社会福祉協議会と協働し、
子ども支援の関係者や地域の方たちによる
ネットワークを作り、活動をされていることを
教えていただきました。
ネットワークづくりの中で、緊急時には子どもの
学ぶ場を避難所として使われることや遊びの場を
制限されるなど、権利の侵害が起こり、
我慢を強いられる状況を踏まえ、災害時の
子ども支援に大切な子どものセーフガーディング
などの視点を取り入れた、
『緊急時の子どもへの対応ガイドライン』
を作成中とのお話を伺いました。
「平時のつながりや子どもたちや関係者同士の
顔の見える関係がとても大切」
「子どもたちにとっての『当たり前のこと』を
できるだけ早く取り戻す支援が必要」
と言うお話が印象に残りました。
後半は、参加者の皆さんで今日の話の
印象に残ったことやこれから自分の団体で
できることを話し、参加者の方同士でつながりを
つくってもらうための「感想シェアタイム」を
設けました。
アンケートでは、
●一番印象に残ったこと
・災害時の子どもの居場所づくりの必要性、
切れ目のない支援
・平時からの顔の見えるつながりや
信頼関係づくり、日ごろの準備
・子どもの権利を守ること、セーフガーディング
・行政との連携の大切さ
・ボランティアの規範や適性
(受け入れられないことがある)
・避難所での子ども支援の実際
・緊急時ガイドライン作成、
役割を明確にすること
・子どもへの寄り添いや長期的なサポート
・災害時の子ども支援の話だがほかの支援や
日ごろの関わりにも役立つ話であったこと
●自分の団体や個人でできること
・避難所運営委員会:子どもの居場所づくりや
マニュアルづくりの検討
・子どもルーム:災害時の居場所づくりや
子どもへの直接の対応(遊ぶ、話を聞くなど)
・弁護士会:生活再建や法律相談・再建費用相談
(四街道市との相談協定を結んでいる)
・市民団体や個人:周囲とのつながりづくり
(ママ友、自治会など)、リユース品提供、
外国人の対応やピクトグラム活用など
など、たくさんのご意見をいただきました。
今回の交流会を通して、日ごろの災害支援の
取り組みに「子ども支援」や「子どもの居場所」
について考えていただくきっかけになり、
地域の活動に「子ども支援」の視点の取り入れて
いただける機会となりました。
今後の「四街道みんなで災害支援ネットワーク」の取り組みとして、
・みんなで災害支援ネットワーク 運営委員会
(月1回会議、参加者募集中)
・みんなで災害支援ネットワーク参加団体への
申し込み募集
・災害支援リストの作成、共有
・災害支援ネットワーク交流会などの
イベント企画
があります!
今後もみんなで災害支援ネットワークは、
市民団体の災害支援協力に関する
情報共有、交流会など、つながりの機会づくりを
通して、地域の一人一人のチカラを合わせて
災害を乗り越えることができるような
取り組みを続けていきたいと思います。
ご参加いただいた皆さま、
ありがとうございました!






