1月26日(土)に、四街道市文化センターで、『地域の困りごとを解決しよう』と題して、 第19回自治会情報交換会が開催されました。 最初に、四街道市において取り組みが進められている地域支えあいの活動の取り組みから生まれた2件の事例と当センターの地域の居場所づくりの講座から生まれた、中・高生を対象にした子ども食堂の事例を紹介しました。
【事例紹介】
まず、発端は・・《介護保険の法改正により平成30年4月から市内各地域で行われていた介護予防教室がなくなった》
★居場所サロン 西中らくらく会
四街道市地域支え合い推進会議の西中学校区(B)エリアにおいて、コープで出来る事は? を考え、 コープみらいえ四街道が場所を提供!⇒ お茶くらいなら!そしてどうせやるなら楽しいと思える場作りを! 顔なじみになってほしい!⇒あの人に会える?という場を作ろう! ということでH30年4月に結成※施設を地域交流の場として無償開放。毎月第3水曜日14時~16時 みらいえ四街道1階食堂で開催しています。※徒歩・自転車でお越し下さい。 参加費 50円 (お飲み物&お茶菓子)
発端は、同じく・・《介護保険の法改正により平成30年4月から市内各地域で行われていた介護予防教室がなくなった》
★やすらぎ広場 馬洗、栗山郷地区
それまでは特別養護老人ホーム「あすみの丘」から2名の指導者が来てくれて、年4回「やすらぎの家」を使い体操をしていた。栗山老人会(栗山郷と馬洗の2地区)と地域の方々で、5月から奇数月の第2月曜日10時から年6回行うことにした。一番の問題は、やすらぎの家の会場費。栗山郷・馬洗の両地区で6,000円ずつ出そうと両区長さんから言っていただいた。また、毎週やる体操だったら月4~5回になるが、安らぎの家の管理委員会の方が定期で使ってくれるなら月額1,000円でもいいのではと言っていただいた。
【情報交換会】
今回の情報交換会では、地域の高齢化が進む中で、役員の後継者や活動の担い手がいないことが自治会活動における一番の課題だという多くの意見が出されました。平成28年1月に開催した第15回の自治会情報交換会で、講師の川北秀人さんが訴えていた、5年後、10年後の自治会の姿というものが一層現実のものになってきたように思われます。
解決策として、役割の分担や活動のプロジェクト化により、会長・役員の負担を軽減していくことの意見がたくさん出ました。
今回、地域支え合い活動の中から立ち上がった高齢者支援事例2件と当センターの地域の居場所づくりから生まれた事例を紹介しましたが、これらの事例のように、自治会の事業を全て自治会の役員の活動で作り上げるのではなく、自発的に活動している会員や市民団体、企業、施設などと連携して進めていくことが、一層重要な時期に来ているものと思われます。
みんなで地域づくりセンターでは、自治会と市民団体、施設や企業などを繋ぐ取り組みや、事業支援のお手伝いにも取り組んでいきたいと思っています。ぜひ、ご相談ください。
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