市民団体の広報担当者が集まって広報について話し合う「おもしろ広報会議」を開催しました。

・わくわく実験工房
・成田おむすびプレーパーク
・蔵の図書館
・四街道プレーパークどんぐりの森
・四街道市子ども会育成連合会
・にこにこクラブ
・国語作文教室
7つの団体から8名の広報担当者が参加しました

メンバーの少ない団体の場合、またメンバーは多い団体でも広報担当者が複数人いるというのは珍しいことです。多くの団体は広報の担当者は一人です。そこで、この会議では同じ広報という立場で各団体広報担当者の悩みや迷いを一緒に考えています。
広報を続けてきた担当者ならではの鋭い質問も飛び交いますが、同じ立場だからこそわかる悩みや作るうえでの気持ちに寄り添いながら、必要な人に必要な情報をとどけるためにどうしたらよいか、話し合いました。

参加者の一人からの

「ちらしを作ったが、費用的に全小学校には配れない。その場合どこに配るのが有効で、効果があるか迷っている」という課題に、参加者である他の団体の広報担当者から

誰に来てほしいと思っているのか?
どんなイベントなのか?
といった質問があり、それにこたえながら対象者がよりはっきりとしていきます。
もちろん、最初から目的や対象者は決まっているのですが、ざっくりとした想定だけでなく、より対象者を絞り込むことで配布場所や配布数がより明確になっていきます。

また、イベントの内容から子どもが対象ではあるが、小学生が自分一人でくるというよりは、親に連れられてくる場合の方が想定できる
だとしたら、配布場所をお母さんの目につくところも考えた方がよいかもしれない
子どもが1人で行けないなら、小学校への配布は必ず必要というわけではない
といった意見が交換されました

話し合いの中で、どこかの団体のチラシを見た時に、だれか知っている人の顔が思い浮かぶと安心して足が運べる、という話がでました。広報は紙だけではなく、そのチラシを作った人や団体の想いが伝わってきたり、顔が見えるとより安心してその情報を受け取ることができる。なので、人と人とのつながりが広報でも大切だということを、確認し合いました。