今年度2回目となる自治会情報交換会が開かれました
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「より良い地域をつくるために 自治会活動の悩み、困りごとの解決」というテーマで開かれた今回は、自治会長さん、区長さんを中心に28名の方が参加されました。
普段はそれぞれの地域で活動している、同じ立場の皆さんです。
これからの自治会活動をどう若い世代に担ってもらうか高齢者、単身者の方をどう地域で見守っていくのか高齢化に伴い、地域の空き家が増えていくことに、なにかできることがあるのか情報交換の時間には具体的で活発な意見や情報が飛び交いました。
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それぞれの自治会が抱えている悩みは同じようですが、他地区の対処の方法が参考にもなる、活発な話し合いがどのグループでも繰り広げられていました。
イベント的な取り組みは、自治会で行っているところが多く、各地域のお祭りの運営方法、地域ごとのイベントの様子なども話題の一つでした。若い世代とも工夫しながら交流していこうという思いが感じられ、楽しみながら世代を超えた交流の様子が伝わってきました。
その一方で、高齢化が進んで、自治会の役員のなり手がないことなど地域の問題をどう解決するか、という点ではなかなか解決策をみつけられない、といった悩みも共通のもののようでした。
情報交換のあとは、今年改正される高齢者福祉法について、市役所の高齢者福祉課の浜口課長からお話をうかがいました。
四街道市の高齢化ということでは、高齢化率26%の四街道は急激な超高齢社会だということ(超高齢化とは人口に対して65歳以上の方が21%をこえる社会のこと)。また、千代田1丁目から5丁目が市内の高齢化率の高い1位から5位までを占めていること。数字を交えた具体的な内容でした。
そして、今後は、住まい、医療、介護、予防、生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの実現を目指していくとのことでした。
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続いて、市内の高齢者支援の現場から包括支援センターの矢部センター長さんにもお話しいただきました。
今後、認知症の方が増えていく中で要介護高齢者が増えていくことをふまえ、地域包括支援センターがされていることをご紹介いただきました。そして、高齢者が地域で孤立化しないために、地域で高齢者の方をさりげなく見守っていくことが必要になる、そして、まずは自分が要介護状態にならないように、介護予防に取り組むことの大切さを話されました。
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高齢化が進む四街道市
高齢化 そして、孤立化
地域での、これらの課題を解決するためにそれぞれができることとは何か?を考えた3時間でした。