市民団体の皆さんの広報力アップを応援するために、広報講座を開催し、13団体28名の参加がありました。
講師は、「ハンズオン!埼玉」副代表理事の吉田知津子さん
企業の一線で広報を担当されたのち、ご自身の経験から市民に1人ひとりに伝える広報について改めて考え直したそうです。
「早く」「広く」「多く」伝えるのは広告、「ゆっくり」「深く」「ひとりひとり」に伝えていくのが広報。
一人に深く伝えることで、その人がまた伝える役割をしてくれ、コミュニケーションが広がるのです。


チラシづくりに大事なのは5つのDon!
1Don! どんな人から 団体のトーンを決める。封筒の色や雰囲気。
2Don! どんな人へ ターゲットをしぼる。
3Don! どんな点を 訴求ポイントをしぼる。
4Don! どんな時に タイミングを考える。
5Don! どんな手段で メディア等を利用する。
参加者のみなさん、熱心にメモしています。
団体のトーンをかぶりケーションとしている講師も、さっそくよつぼくんをかぶって講義。

講義のあとは「広報ピクニック」参加者の皆さんが持ち寄ったチラシについて、コメント書き込んでいただきました。
「チラシがA4サイズでなければいけないなんて条例があるわけではない、自由な発想で、手に取ってもらえるチラシを考えてみよう。」の講師の呼びかけに、みなさん頭を悩ませつつも、いいアイデアが湧きあがってきました。

最後は作り直したチラシを見せ合い、講師のコメントをいただき終了しました。
ワークを取り入れた講座は、グループごとの情報交換も盛んで、
「あっという間の4時間だった。チラシを書くのがまた楽しみになりました!」
「伝えることの真髄を知り、考え方が根本から変わった。伝えたい相手を考えるようになった。」
「活動を伝えるということは、ひとつの命を大切にするという心、人により添うことの大切さを知った。」
「自分だけだとアイデアが浮かばないけど、一人でつくろうとしないでみんなを巻き込むことが大切ということを学びました。」
さっそく、団体に持ち帰ってチラシづくりに取り組んだ成果をご紹介します。



国際交流協会の救命救急講座
にこにこ文庫の屋根の形を開くと中に案が・・・。
あっと思わせる仕掛けが実現していますね。