10/10(金)暑さのようやく和らいだ秋晴れの日に、四街道紫陽花プロジェクトの方々とみそら幼稚園との紫陽花の植栽イベントが行われました。

みそら幼稚園周辺から近隣にある第8公園(御神木公園)までの遊歩道にある植樹帯に紫陽花を植栽し、景観保全や子どもたちが自然とふれあい、地域のつながりづくりや活性化につなげる目的で立ち上がった『四街道紫陽花プロジェクト』。

きっかけは、遊歩道の花の手入れをしてくださっていたご近所の方が高齢になり、遊歩道の花の手入れが大変になったとの話を聞いた地域の子育て中のお母さんたちが、その方から「紫陽花なら梅雨の時期だけの手入れで毎年美しい花を咲かせることができる」と教えてもらい、遊歩道に紫陽花を植栽する「四街道紫陽花プロジェクト」を立ち上げられたそうです。

5~6月の紫陽花の時期から苗を準備し、暑い夏の間はプロジェクトのメンバーの各家庭で水やりをして管理し、「たくさんの紫陽花の苗で家が植物園のようでした。」と笑顔でお話しされていました。

また、定植までの準備として、遊歩道の植樹帯の草取りや花を植えるための肥料や土づくりなどの活動を月に2回、多い時は週に1回は集まって、子どもたちも一緒に活動していたそうです。

「6月ごろから暑くなって、朝や夕方に活動しましたが、はじめは草が伸び放題のところを整備するのが大変でした。」
「植樹帯の下がコンクリートで硬いところがあったりして上手く定植するかな、と悩んだり、もともと植わっていたお花を移植したりして、準備してきました。」

色々なことを乗り越えて、ようやく迎えた今回の幼稚園児との紫陽花の植栽イベント。

まず、紫陽花プロジェクトの方から子どもたちに「紫陽花って知ってる?」と写真をみながら今日の活動についてのお話しをしました。

そのあと、遊歩道の植樹帯に移動して、実際に「土をお布団みたいにかけるよ」「大きくなるように、お水をあげてくださいね」と紫陽花の定植や水やりの方法を教えて、子どもたちが順番に、紫陽花プロジェクトの皆さんやみそら幼稚園の先生方がサポートして、一緒に定植を行いました。

「お布団かけてあげるね」「いっぱいお水飲んでね」「また会いに来るね!」とたくさん話しかけながら紫陽花を植える子どもたちの様子が、とてもかわいらしく、心が和みました。

「これからも紫陽花に会いに行ってくださいね。幼稚園を卒業しても紫陽花に会いに来てほしいです。」という紫陽花プロジェクトの皆さんからのメッセージがとても印象的でした。

今回のイベントを通して、地域で育つ子どもたちの植えた紫陽花が、子どもたちの心に残り、地域で愛される花として大きく育って、地域の皆さんのつながり作りのきっかけになっていくのだな、と思いました。

「四街道紫陽花プロジェクト」の皆さん、みそら幼稚園の皆さん、ありがとうございました!

※この活動は令和7年度コラボ四街道採択団体「四街道紫陽花プロジェクト」で開催されました。