令和6年6月19日(水)
防災支援講座「避難所でのペットの受け入れ方講座」開催し、
自治会会長や自治会で防災に関わるみなさま、
ペットを飼育されている方など27名が参加しました。
災害が起こり、避難所が開設された時、避難所では、要支援の方、外国籍の方、障害を持たれた方、乳幼児を連れた方など様々な課題の受け入れに対応した運営を行う必要があります。
その中で、ペットを連れた方の受け入れも重要な課題のひとつと言われています。
今回はペットを受け入れる側(管理者)の視点から、日本ペット飼育協会 代表の新井さんにお話を伺い、
実際に受け入れ訓練を始めた、和良比小避難所運営委員会顧問の阿部さんから
事例発表をしていただきました。
新井さんからは、
ペット同行避難と同伴避難の違い、飼い主のしつけが大切、
飼育スペースの選定ポイントについてのお話しや、登録台帳や申込書などの資料の説明もわかりやすく、アンケートでも理解された方が多くいました。
会場には「ペット受け入れスターターキット」の見本も用意されていました。
阿部さんは避難所が開設されるまでの流れや現状と、
ペットを受け入れるためには、学校(教育委員会)と避難所運営員会の皆さんが話し合うことが必要。
災害は必ずくると思って、「誰かが必要としている限り」一歩を踏み出しましょう。
と話されました。
課題解決には、「誰一人取り残されない避難所の実現に向けて、始めなければなにも始まりません。」という新井さんの言葉からも、少しずつでも動き出していけたらと思います。