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第22回自治会情報交換会

 コロナの影響で、3年ぶりの自治会情報交換会が、6月30日(木)に、四街道市文化センターで開催されました。各自治会の会長・役員の方々の顔ぶれもすっかり変わり、コロナ禍での自治会運営に、大変なご苦労をしていることが情報交換会の中で分かりました。また、コロナによる、活動(会合や催事、外出など)の自粛により、自治会の内部的な繋がりはもとより、他自治会や関係諸機関・団体(社会福祉協議会、地域包括支援センター、民生児童委員など)との繋がりも希薄になったように思えました。

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 多くの自治会が、高齢化とそれに伴う、自治会運営(役員や祭りなど諸活動)の担い手不足の問題がコロナ以前より、一層深刻な状況になってきている中で、四街道市地域包括支援センターが進めている、高齢者のための【地域支え合い推進会議】の活動が、自治会サイドにあまり認識されていない状況が見え、自治会が高齢化に悩んでいる現況下においては、課題の一つかと思います。

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 情報交換会の一番の目的は、他の自治会の状況や運営方法、意見交換の中から出たヒントなどを、自らの自治会運営に役立てて頂くことにあります。自治会と自治会、自治会と関係諸機関・団体との繋がりをつくることは、センターの役割の1つです。もし、何か課題がありましたらセンターにご相談ください。

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 今回、千代田中学校地区支えあいチーム千代田のチームリーダーの梅山美枝さんから、オンラインを活用した、コロナ禍でのチーム活動事例についてお話していただきました。コロナも依然として、終息する気配も無く、第7波の発生ということで、まだまだ厳しい状況が続きそうです。そんな中、オンラインを活用すれば、コロナ禍においても、活動はできるという事例を知っていただければと思います。

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 自治会運営の中で、会員すべてを対象にオンラインの活用を進めることは、現実問題として難しいことですが、役員の方々との日々の連絡や、小さな会合・会話、そして、実際の参加者とオンラインでの参加者との併用方式を活用すれば、有効な手段であると思います。市内の市民活動団体などでは、オンラインを利用した活動が一般的になってきています。

 オンラインを利用した会議(ミーティング)において、セキュリティへの懸念やズームとラインの利便性等について、ご意見がありました。ご不明な点は、四街道市みんなで地域づくりセンターに、お問い合わせください。また、自治会や、自治会の中のグループ活動において、オンライン導入の希望などがありましたら、センターにご相談ください。 

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みんなで子育て講演会「学校に行きたくないと言われたら」

7月13日(水)10時から、子ども見守りサポーター養成講座 みんなで子育て講演会「学校に行きたくないと言われたら」を開催しました。

雨が降ったり止んだりする中、不登校の子どもの保護者や子ども支援団体を中心に、27名の方に足を運んでいただきました。

 

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講師は、千葉市で活動されるNPO法人こころね理事長で、こころね地球学校校長の白尾藍さん。
白尾さんは フリースクールやプレーパーク、保護者の相談窓口(「不登校の森」)の運営のほか、「千葉市教育確保の会」を立ち上げ、定期的に千葉市教育委員会との意見交換やフリースクール見学など行政との交流に尽力されてきました。
今、千葉市内の不登校支援において最前線で活躍されている方のお一人です。

また、HSP/HSC(感受性が高く繊細な気質を持つ人/こども)の理解を社会に拡げるための講演や寄稿のほか、これまでのべ3000人を超えるカウンセリングなどを行うなど、大人や子どもの心身をサポートすべく広く活動されています。

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講演では、「不登校の実態」についてのお話のあと、不登校は困った問題というメガネを外して子どもたちをみて欲しい、と訴えられました。

不登校は、自分の扱い方・活かし方を知るためのプロセスであること、学びの場は学校に限らないとする、「教育機会確保法」という法律があること、今は学校以外にも多様な学びの場が整いつつあり、ハイブリッドな学びが選択できること、また不登校経験者の中学卒業後の進路についてなど、不登校当事者でなくても、「そうなんだ」と初めて知る情報も多かったことと思います。

フリースクールで生き生きと過ごす子どもたちの写真には、励まされた保護者の方も少なくなかったのではないでしょうか。

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後半の質疑応答では、不登校支援の活動やお子さんを通しての体験談など質問にも丁寧にお答えくださり、参加者の皆さんが頷きながら、熱心に聞いていらっしゃる様子が印象的でした。

行政との意見交換で、実際にどのような話題が出ているかをお話しくださったことで、不登校支援の方向性がみえたことでしょう。それが安心材料になり、また「自分はこんな活動ができるかも」と考えるきっかけになった方もいらっしゃったようです。

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講座終了後も、名刺交換する方、講師に個別にお話しする方、車座になって話し込む方など、まだまだ話し足りない様子もありました。 この講演が、今迷いの中にいらっしゃる方の道標となり、その足跡が後を続く誰かの道となり、その道を、未来の子どもたちが堂々と進む一つの選択肢となるよう、願うばかりです。

雨の中ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。

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みんなで×捨てない暮らし「着物で受けつぐ先人のこころ」

みんなで×捨てない暮らし「着物で受けつぐ先人のこころ」を開催しました。

6月21日午後、センターは久々に笑い声と熱気あふれる場になりました。今回の講座には大勢の申し込みをいただき、幸運な先着の10名が参加されました。

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講座の目的は、一見壮大でグローバルな課題と思われるSDGsを「着物」を通じた身近な問題として自分たちに引き寄せ、手を動かしながら考えていただくこと。「名前は知っているけど何をしたらいいんだろう?」から、「こんなことでもいいんだ!」に気づけるように。

講座では、最初にスタッフが地域づくりや、SDGsのことをお話しした後、講師のToYoKoさんが着物をリメイクする意義やご自身のこだわりについて語りました。

ToYoKoさんは着物の持つ美しい伝統技術、それを渡してくれたおばあちゃんやお母さんのことを想う時間が大切だと考えます。そのまま使えないのなら、簡単におしゃれな洋服や傘にして生活を送りましょうと。着物は着物のままだと着る機会も技術もなくて遠い存在ですが、形を変えて生活の中にあることで、着物の想い出も常に近くに寄り添います。勇気をもってほどいて反物に戻すと、新しい形にして身に着けたくなってくるのではないでしょうか。。

そうしてToYoKoさんは、皆さんが思い出の着物から作り上げた新しい服で、リメイクした着物でファッションショーをすることが夢なのだそうです。2着物はじまり (2).jpg

その後はお楽しみ、実習の時間。まずはToYoKoさんのデモンストレーション。素早い手つきで着物を裁断し、縫っていきます。それを見ながら、今回の課題ベストの型紙を持参した着物に合わせて裁断する人、たくさんある展示作品の寸法を測る人、試着する人・・・。皆さんが思い思いにリメイクに取りかかりました。今日初めての顔同士のはずが、いつの間にかあちこちで笑いの輪や共感の輪もできています。ToYoKoさんもたくさんの相談を受けて大忙し。

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さらに参加された皆さんのパワーには本当にびっくり。もしこのパワーが地域を支える力に加わるとどんなに心強いことでしょうか...。皆さんには、たくさんの団体のチラシやリーフレットをお持ち帰りいただきました。

会終了時には、まだまだリメイク講座を続けていきたいご意見も多く、有志による2回目、3回目の講座も計画されました。

ここからも地域の輪が広がっていきそうです。

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参加者の感想

SDGsについて聞けてよかった。思い出のある着物を違う形に変えて身に着けられる事はとてもうれしいですね。今回、義母から着物を譲り受けたので、何か他のものに作り変えてプレゼントしたいと思います。

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パソコン講座で広げ・広がる災害への備え

さちが丘1丁目(約300世帯、680人居住)は 駅や公共施設からも近く宅地としての開発が早かったために、現在では高齢化率の高い地域です。一方で世代交代も進み、最近では区画を分割・分譲して若い世代も増えはじめています。 住民の皆さんは自分たちのまちを愛情を込めて「さちいち」と呼びます。

今回は、さちが丘 1 丁目自治会館で活動するサークルの一つ、「パソコン講座」の素敵な活動を拝見しました。

 

講座のメンバーは70代から 80 代、パソコンを使って掲示板に貼るかわら版を制作する一方で、町内の防犯・防災活動にも積極的に関わっています。
2012 年、メンバーのアイデアで避難用オリジナルヘルメットを 105 個、2018 年には非常時に必要な防災グッズ入りのトートバッグを作成・販売しました。寄付金付き防災ヘルメットは必要に応じて購入者の名前や班名などをパソコンで作成し、印字して商品に貼り付けました。そしてその利益を自治会に寄付し、お祭りなどまちのイベントの運営に使ってもらうという仕組みを作り上げたのです。
「防犯のスローガンを記した黄色のペナントも、多くのお宅が協力し、快く玄関先に飾ってもらいました。さちいちみんなの安全は、さちいちみんなで守る。そんな意識を高く持っています」と話すのは高梨孝子さん。
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今日の授業では、この講座で購入した「防災かるた」を7名で元気いっぱい楽しみました。札が読まれるのを姿勢を正して待つ皆さんの姿がなんとも愛らしいこと。
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その後読み札をヒントに、各自が防災に対する思いや工夫をお披露目。
「揺れたら、外に飛び出す前にブレーカーをオフにすることを忘れないようにしなきゃ」「ホームセンターで自動的にブレーカーが落ちる仕組みの便利グッズを見つけたわ」
「何を備蓄している?」
「時には夕飯をオールレトルトにしラクしてローリングストックを進めましょう(笑)」「家にさらしが5反あるけど、緊急時は何かにつかえないかしら」
   札を取る手は休み休みになりますが、話はどんどん盛り上がります。

 

すべての札が読み終えられたころ、メンバーからこんな意見が飛び出しました。
「せっかくだからさちいちでもオリジナルの防災かるたを作らない」?!
「四街道やさちが丘の地名をいっぱいういれると楽しいよね」
「さっそく夏休みに小学生に呼びかけましょう」
みなさんの決断はなんと早いこと...

 

メンバーの会話をあたたかく見守る主宰者の永吉洋子さんは、防災士でもあり、四街道市国際交流協会でも活躍中。みんなで災害支援ネットワークのメンバーでもあります。
今日は最近100円ショップでそろえた防災バッグを披露しました。
「ミニトイレ、ブランケット、ホイッスル付きのライト、水で膨らむタオルに羊羹(笑)など全部で13種、15センチほどのポーチに全部入ります。もちろんすべて100円ショップにあるもの。これをバッグに忍ばせておけば、どこに行くときも心強いですよ」
メンバーからたちまち感嘆の声が上がります。

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避難袋.jpg「独居のお宅も増えている今、互いのことを知り、支えあえるまちになれるといいなと思います。趣味の活動の中でもみんながふだんから防災の意識を持つことで、結果、減災にもつながのではないでしょうか。小さな輪ですが、パワフルな会員の皆さんと力を合わせて少しずつ広げていければうれしいです」と永吉さん。

 

私たちの防災への意識は自治会や避難所運営委員会などの「組織」の活動だけで高まるものではありません。ひとりひとりが生活の延長上にあるこんな小さな集まりの中で繰り返し学び合うことで、地域に着実に広がっていくのではないでしょうか。

「 さ ち い ち オ リ ジ ナ ル 防 災 か る た 」 が で き 上 が る の が 楽 し み で す 。

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森の中の大人の隠れ家「あさひクヌギの里」

 国道51号線の北側、旭中学校や四街道総合運動公園周辺は、市内でも緑が多く旧家が点在する地域。旭ケ丘やみそらの住宅地からほんの少し移動しただけで、目の前に広がる景色が一変します。そんな里山の中にひっそりと「あさひクヌギの里」の炭焼き小屋と窯がたたずんでいます。
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 炭焼き窯ができたのは平成13年。すぐ前にある中臺家の当主中臺雄三さんが、周囲の森の資源を燃料として活用させるだけでなく、森の持つ自然な再生のリズム、循環型社会を築きたいと作りました。中臺さんの思いを継いで活動するメンバーは約15名。地元の人だけでなく、つくし座や遠く津田沼に在住し会社勤務の定年退職後に加わって、熟年の面々が集います。

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 初めてこちらを訪れたのは、まだ春浅い3月前半。満開の梅の花とようやく芽吹きだした木々に囲まれて、皆さんは窯の火入れとそれに関わる作業にいそしんでしました。
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 炭の材料となる原木は、びっしりと窯の奥から縦に並べられてから着火します。火は、焚口(カマド)と呼ばれる30センチほどの開口部で焚かれ、その手前はレンガを詰んで煙が外に漏れないように土を練った自家製の粘土で隙間が埋められていました。窯では「パチパチ」と音を立てて、炎が激しく上がり、薪として森林竹林整備から出る間伐材や落ち葉、廃材などがどんどんくべられています。火の勢いを増すために、前から扇風機も風を送り込みます。「均等に火が回り窯の中の温度を均一にするために、薪のくべ方にも注意が必要なのです」   
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 温度変化に耐え続けた窯は、老朽化と近年の大雨などで崩れ、当初の3分の1になったそうですが、会では修理を加えながら大切に使い続けています。

 炭の材料になる原木は、付近の森やたろやまの郷で伐採し乾燥させたクヌギやナラなどの広葉樹。孟宗竹を使って竹炭を焼く時もあるそうです。炭焼きは木を切ることから始まるといわれますが、短いものでもげっこうな重量で、窯の前まで運び込むのも大変な作業です。

原木を運ぶ.JPG 一足遅れてやってきたのは、日暮さん母娘。落ち葉を集めたり、みんなの昼食用に自家製のおにぎりやおしんこを用意したりと、かいがいしく動き回ります。会の創立期からのメンバーだったご主人が7年前に亡くなり「あんなに夢中になっていた炭焼きってなんだったのか」を知りたくて二人で顔を出して以来、すっかりその魅力に虜になってしまったそうです。どちらかというと寡黙なメンバーの多い中、日暮さん母娘が活動をにぎやかに盛り立てています。
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 やがて、窯の奥の煙突からは白い煙が上がります。煙の行く手には10mほどの長い煙突が伸びており、この中を往来した煙は冷やされ、やがて褐色の液体となり再び煙突口に戻ってきます。ポトリポトリと落ちる褐色の液体をバケツに集めたものが「木(竹)酢液」です。土壌改良や消臭効果、最近では除菌効果も注目され、人気が高いそうです。
煙突.JPG   どろりとした木酢液を使いやすくするために、ろ過するのに必要な窯はメンバーの手作りです。


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 火入れしてから数日後、煙の色を見ながら火は消されます。窯の中では原木をゆっくりと木を蒸し焼きにすることで、酸素や水素とともに不純物が抜けて炭化されていきます。


 そして2週間後、クライマックスともいえる「窯出し」の日を迎えます。


 窯出しの日、森は春の盛り。ホトトギスの鳴き声が響き渡り、寒緋桜が見頃を迎えていました。

 すっかり冷え切ったレンガを取り払い、ヘルメットやゴーグル、作業用の手袋と完全防備の姿で焼きあがった炭を取り出します。身をかがめてから高さ1メートル、2坪ほどの広さの窯の中に入ります。窯いっぱいに立ち上る灰の中から取り出したのは、真っ黒に輝く炭。もとの10分の1ほどのかさになるそうですが、長いものや短いもの、中には断面が菊の紋章のようなの「菊炭」と言われる貴重なものも含めて今回は約100㎏が焼きあがりました。手渡しされた炭は、次々とかごに盛られメンバーの顔は思わずほころびます。「今回は上々の出来かな」。経験だけでなく、運や知識も必要とされる炭焼きの技術ですが、クヌギの里ではこの瞬間をみんなで分かち合うために今でも試行錯誤が続けられています。

出来上がったばかりの炭.JPG

菊炭を手に.JPG手渡し.JPG炭の山.JPG

                

3度目にクヌギの里に伺ったのは5月中旬。今年3回目の窯出の日でした

 森は初夏の装い。滴るような緑が目にまぶしく、日暮さんの畑に咲いていたというシャクナゲの花が小屋のテーブルを華やかにしていまし た。
 待ち時間の多い炭焼き作業の中で、メンバーが一服するのは小屋の中の半割のドラム缶かまどとその脇の大きなテーブル。カップ麺、持ち寄りのお菓子やおかずを食べ、世間話で時を過ごしますが、メンバーの話しぶりはさっぱりと穏やかです。
定例活動日ではリーダーの掛け声のもと、活動がスタートします。原木をチェーンソーで切りそろえる人、薪を集める人、木酢液抽出のための窯の手入れをする人、小屋のガラス戸の拭き掃除...。みんなが黙々と自然体で、この森で自分の役割を担い、森での時間を大切に過ごしているのです。

集う.JPGそれぞれやること.JPG松葉を集める.JPG原木をきる.JPG

 そういえば以前には小屋になかった電子レンジや洗濯機がいつの間にか備え付けられていました。「好きな時にいつでもここで暮らせるようにね」とメンバーは笑いますが、まんざらでもなさそうです。
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季節のうつろいを楽しみながら、自分の役割をみつけ、森の恵みを享受しながら森の資源を回す。あさひクヌギの里は、みどりの中にある大人のための隠れ家といえそうです。

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四街道市みんなで地域づくりセンター

住所〒284-0001 四街道市大日396(文化センター1階)
地図(Google マップ)
電話043-304-7065
FAX043-422-7051
開館日火-金 9:00-17:00
土(第1・3) 9:00-17:00
休館日日、月、土(第2・4・5)、
祝日、年末年始

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