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NPO・市民活動団体のための資金調達セミナー~中央ろうきん助成プログラムを参考に~

NPOや市民団体にとって、資金調達は人材確保ともに大切だけど難しい問題です。そこで、12月1日中央労働金庫CSRチーフマンジャー岩村真奈美さんを講師に資金調達セミナーを開催しました。市内外から15団体22名の方が参加し、途中ワークも入れながらのセミナーを熱心に受講されていました。資金調達のポイントをいくつかまとめてみました。
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1.資金調達の種類

資金調達の種類は会費・寄付金・助成金・補助金・委託金・事業収入と様々。会費や寄付や調達の効率は低いけれど、使い道の自由度は高い、一方補助金や委託金は調達の効率性はいいけれど使い道の自由度は低いものです。事業収入が安定するまで、助成金は活動の幅をひろげ運営の基盤をつくるのに適しています。

2.助成金 助成側の狙いと、団体側のメリット

助成金は実施団体の思いと、助成側の思いを提案事業を通して実現すること。助成金を交付することで⇒社会が良くなってほしい、団体とパートナーとなって団体を支援したい、と考えています。団体側からすると、助成金を得ることでネットワークの活用とノウハウを学べます。

3.選考委員の視点

助成事業の成果は何か、、終わった後に、団体や社会はどう変わるかを見ている。選考する側は助成金がどう使われるかを考えています。

4.具体的に 申請書作成のポイント 

①事業ニーズはあるか、実現できるか、助成期間終了後も成果を広げられるか 

②助成金がどうして必要かを明確に 

③応募のルールを守る(記入漏れ、計算まちがい、提出方法、締め切り日、添付書類)  

その後、助成プログラムのシートに実際に記入してみました。書いてみることで団体の目指していること、申請事業を通してどのような地域、社会にしていたいのかが見えてきます。まずは、募集要項をよく読みこむこと、そして助成元の担当者と連絡を取り合い、課題をクリアにしていくことです。

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参加者からの感想

・初めての助成金セミナーに参加して少し難しいと覆いましたが、持ち帰って話し合うことで活動の振り返りになることと思いました。

・誰が見てもわかりやすい書き方が大切だということがわかりました。

・選考する側の気持ちを考えることも大事ということを理解しました。

・選考基準を知ることができてよかった。

・活動を行ううえで他団体との連携があらためて大事だと感じた。

・助成対象になるものについてもう少し聞きたかった。

・団体の財政規模、設立年数が合わず残念。

・初めての助成金に挑戦してみようと思う。などの感想が聞かれました。

今回はコラボ四街道助成事業採択団体の次の資金調達の一つして、また初めて助成金を申請したいと考えている団体などに広く案内しました。団体それぞれの活動にあわせて、資金調達ができますように。
講師の中央労働金庫岩村さん、ありがとうございました。

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